多気町にある⾷と⽂化が集結した複合商業施設「VISON（ヴィソン）」。東京ドーム24個分（約119ha）の広⼤な敷地には、四季を感じるホテルや薬草湯が楽しめる温浴施設、⽇本最⼤級の産直市場をはじめ、三重県産のグルメや買い物、体験まで楽しめる約70店舗が集結。伊勢方面からは多気ヴィソンスマートIC直結でアクセスも抜群です。

日本最多12種のジェットコースターを含む約60のアトラクションが揃う国内屈指の遊園地です。世界最長コースター「スチールドラゴン2000」など、スリル満点の体験が味わえます。隣接する温泉施設やアウトレットモール、国内最大級のイルミネーションで親しまれている花と食のテーマパーク「なばなの里」も人気です。

F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースが開催される世界的に有名なレーシングコースを中心とした総合アミューズメントパーク。鈴鹿サーキットパークでは、子供が自分で運転する楽しさを体験できる乗り物アトラクションが充実。小さなお子様連れでも安心の宿泊施設やレストランも併設され、大人から子供まで夢中で遊べます。

忍者の知恵や技術を体感できる仕掛け満載の忍者屋敷や、忍者に関する貴重な資料を展⽰する本格的な博物館です。本物の忍具や古⽂書を展⽰する「伝承館」「体験館」があり、伊賀流忍術の奥深さを学べます。伊賀流忍者特殊軍団・阿修羅による迫⼒満点の忍術実演ショーや⼿裏剣打ち体験も⼈気で、忍者の世界に没⼊できます。

雄大な熊野灘を舞台に、毎年8月17日に開催される日本有数の迫力と美しさを誇る花火大会。海上で爆発する「三尺玉海上自爆」やフィナーレを飾る「鬼ヶ城大仕掛け」など、熊野市ならでは海や岩場を活かしたダイナミックな演出が魅力です。約1万発の花火が夜空と海面を鮮やかに染め、轟音と振動が体に響く圧巻の体験を味わえます。

高さ約30ｍの日本有数の高石垣を誇る城は、築城の名手・藤堂高虎によって築かれました。 昭和10年に復興された天守閣は、白い三層の美しい城郭から「白鳳城」とも呼ばれています。 天守内には武具や甲冑、藤堂家ゆかりの品々が展示され、最上階の天井には横山大観をはじめとする 名士の１ｍ四方の大色紙４６枚も。城下町を見渡せる眺望も格別です。

日本人の心のふるさとである伊勢神宮は2000年の歴史を有し、「お伊勢さん」と呼ばれ親しまれています。内宮では天照大御神、外宮では豊受大御神が祀られています。20年に一度すべての社殿を一新する「式年遷宮」は、古くから伝わる日本の様式美を伝えます。開門してすぐの人気のない時間にお参りする早朝参りがおすすめです。

東海道五十三次の47番目の宿場町として栄え、江戸時代の風情を色濃く残す歴史ある町並みが広がります。江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた約200棟の町家が軒を連ねる通りは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、当時の賑わいを感じさせます。名物「関の戸」や「志ら玉」を味わいながらのまち歩きを楽しめます。

親鸞聖人を開祖とする真宗高田派の本山が置かれる寺院。中心にそびえる御影堂と如来堂は25mを超える壮大な規模を誇り、三重県初の国宝建造物に指定されています。親鸞聖人直筆の書跡「西方指南抄」をはじめ、多くの国重要文化財も所蔵。夏には蓮池を彩る蓮の花が楽しめ、毎年1月の「お七夜報恩講」は冬の風物詩として有名です。

明治・大正期を代表する建造物として、洋館と和館が調和した歴史的な邸宅です。鹿鳴館を手がけ日本近代建築の父と称された建築家ジョサイア・コンドルが設計した洋館や、「池泉回遊式庭園」（国の名勝指定）を備えた和館は、国の重要文化財に指定されています。桑名の実業家の新居として建てられ、そのままの姿が今に残ります。

英虞湾を一望する横山展望台は、幾重にも重なるリアス海岸の青と、浮かぶ小島の緑が織りなす、美しいコントラストを楽しめる絶景スポット。標高140メートルから見下ろす「日本の原風景」に癒やされます。海に張り出すように設計された展望テラスでは開放感を味わえるほか、隣接するカフェでのんびり過ごすこともできます。

ゴンドラからは、春のツツジ、秋の紅葉、冬の樹氷など、四季折々に彩られる鈴鹿山脈の絶景を楽しめます。全長2,161m・高低差780mを誇るダイナミックなスケールのロープウエイは、まるで天空を旅するような感覚に。山上公園では散策を楽しめ、麓の温泉地と合わせて大自然に包まれた贅沢なひとときを過ごせます。

清らかな滝川が流れる渓谷では、大小の滝が壮大な自然美をつくり出しています。その長さは約4kmにも及び、平成の名水百選や日本の滝百選にも選ばれる名勝地です。秋には紅葉が鮮やかに染まり、一帯は幻想的な景色に。渓谷には特別天然記念物「オオサンショウウオ」が生息しており、散策道入り口には「赤目滝水族館」もあります。

便石山の山頂付近にある大岩は、そのユニークな形状から「象の背」と呼ばれています。象の背に立てば息をのむような美しい絶景が広がり、フォトジェニックなスポットとして人気です。天気が良い日には、眼下に広がる尾鷲市や紀北町の美しい景色を一望できます。整備された登山道があり、自分のペースで登山を楽しめます。

尾鷲市の漁村「九鬼町」の奥地にある秘境「オハイ」。漢字で「大配」と書き、岩の一部に黄色の線が入り、その区画の漁場のことを指します。断崖絶壁に広がるエメラルドグリーンの海は、知る人ぞ知る観光スポットです。登山で上から一望する壮大な景色も、クルージングで海上から仰ぐ迫力の風景も、それぞれ違った魅力を楽しめます。

日本有数の漁場を誇る三重県は、新鮮な魚介の宝庫。荒波にもまれて育つ名産「伊勢えび」は引き締まった身と上品な甘みが特徴で、活き造りや焼き物で味わえば至福のひとときに。さらには濃厚な旨味が際立つ「的矢かき」に、海女さんが獲るあわびやサザエなど極上の味覚が勢ぞろい。新鮮な海の幸ならではの味わいを堪能できます。

全国3位のお茶どころ・三重県。厚みのある葉からもたらされる滋味濃厚な味が、伊勢茶の特徴の一つです。全国第１位の生産量を誇る「かぶせ茶」や「煎茶」「深蒸し煎茶」など、恵まれた自然と生産者の努力で様々な茶種が作られ、親しまれてきました。鈴鹿山脈の麓から大台ケ原まで伊勢茶には様々な産地があり、産地の数だけ味わいがあります。

数ある高級和牛ブランドの中でも、松阪牛は「肉の芸術品」と称されます。きめ細かな霜降りと甘みのある脂が織りなす、とろけるような味わいが特徴です。一方、伊賀牛は鮮やかな肉色と深いコクが特徴で、松阪牛に並ぶ銘柄牛として評価されています。自然豊かな環境と丁寧な飼育が育む三重の和牛は、世界に誇る逸品です。

江戸時代から、伊勢神宮へ「お伊勢まいり」に訪れる旅人たちを迎えた参宮街道は「餅街道」とも呼ばれ、名物餅が数多く生まれました。桑名市の「安永餅」や、亀山市の「関の戸」、全国的に有名な伊勢市の「赤福餅」など、お店ごとで違う個性豊かな形や味わいの餅は旅人たちに親しまれ、今でも多くの店で楽しめます。

紀伊山地で磨かれた豊かな水と冷涼な気候に育まれ、あたたかみと芳醇な味わいを持つ三重の酒。甘みや辛みが穏やかで、三重県産の食材を使った料理を引き立てます。多様性に富んだ各酒蔵の銘柄は、国内外のコンペティションで高い評価を得ています。2016年の伊勢志摩サミットでは乾杯酒として各国首脳にも振る舞われました。

世界で初めて真珠の養殖に成功した島では、人間の知恵と自然の力が合わさってできあがる真珠の魅力を体感できます。緑豊かな島内には、真珠養殖の歴史や知識を深く学べる博物館や、真珠王と呼ばれた御木本幸吉の生涯を紹介する記念館が点在し、ショッピングや食事まで楽しめます。白い磯着姿の海女さんによる潜水実演も見学できます。

三重県が指定する伝統工芸品の一つである「松阪木綿」は、繊細な縞模様と素朴な風合いが特徴で、江戸時代に大流行しました。天然藍の先染め糸で織り上げられる縞柄は、遠目には無地に見えながらも、近づくと粋で洗練された模様が楽しめるデザイン。現在は反物に加え、小物やアクセサリーも。着物レンタルで着心地の良さを楽しみながら、松阪の街を散策するのもおすすめです。

三重が誇る伝統的工芸品。その歴史は古いもので1000年以上前から受け継がれてきました。和装に欠かせない存在の「伊賀くみひも」、優れた発色で多くの書道家に支持されている「鈴鹿墨」、着物染色や室内装飾に用いられる「伊勢形紙」など、私たちの暮らしを彩り続けています。

「伊賀焼」と「四日市萬古焼」は、それぞれ独自の魅力と歴史が息づいています。伊賀焼は耐火性に優れた伊賀の土を用い、高温焼成で生まれるガラス質のビードロ釉と力強い肌合いが特徴。四日市萬古焼は使うほどに光沢が増す風合いが魅力の紫泥急須や国内生産量の約８割を占める耐熱性の高い土鍋が主力製品です。

伊勢神宮から熊野三山を結ぶ「祈りの道」として知られる古道で、世界的にも珍しい道の世界遺産です。「伊勢に七度、熊野に三度」と語り継がれるように、多くの人々が憧れ、足を運びました。石畳や竹林が続く道、峠から熊野灘を一望できる景観など、随所に多彩な風景が広がり、古道の道筋には信仰と文化の深い歴史が息づいています。